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復活節第4主日:羊飼いは自分の羊の名を呼び、羊はその声を知っているのでついて行く

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復活節第4主日(A年)の聖書

復活節第4主日(A年)の聖書

復活節第4主日(A年)の聖書=ヨハネ10・1~10

2023年4月30日

〔そのとき、イエスは言われた。〕
10・1「はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。

2門から入る者が羊飼いである。

3門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。

4自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。

5しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。」

6イエスは、このたとえをファリサイ派の人々に話されたが、彼らはその話が何のことか分からなかった。

7イエスはまた言われた。「はっきり言っておく。わたしは羊の門である。

8わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊は彼らの言うことを聞かなかった。

9わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。

10盗人が来るのは、盗んだり、屠ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。」

 聖書本文は 日本聖書協会の「新共同訳聖書」から引用しています。
日曜日の聖書は、日曜日の説教とともに毎週木曜日の夕方に更新されます。
カトリック教会では日曜日のことを主日(しゅじつ)と言います。

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YASUさんはカトリックの神父さんです。

2023年4月30日の説教

復活節第4主日:自分の魅力とは?イエスの前で見つめ直すともっと豊かになる
神に背を向けて孤独と不安のなかで生活しているわたしたち一人ひとりを、あわれと思ってくださるイエスの心こそが、わたしたちがいただいているタレントをさらに生かし、「わたし」の魅力をさらに増してくださるのです。

2020年5月3日の説教

復活節第4主日:それぞれが置かれた場所で、どんな小さなことにも邁進を
どんなに小さなことであったとしても、一人ひとりが置かれた場で、できることに邁進することが肝要です。新型コロナウイルス感染予防対策においても、司祭召命の増大を願うことに関しても、それぞれが与えられた環境の中で邁進しましょう。

2017年5月7日の説教

復活節第4主日:羊飼いと羊の関係は、人間の母親と赤ちゃんの関係と似ている
羊飼いと羊の関係は母親と赤ちゃんの関係に似ています。羊飼いのイエスさまは、わたしたち羊を裏切ることがありません。名指しで覚えられ、呼ばれているのです。このことに目覚め、日々の生きる関わりの中で、イエスさまの「声」に気付きたいですね。

2014年5月11日の説教

復活節第4主日:神の声を聞き分けることができる時を大事に待ちましょう
イエスさまとマリアの出会いの実りは「マリア」「ラボニ」という応答の中にすべてが包含されています。つまり、マリアはイエスさまの呼びかけを「聞き分ける」ことができたのでした。そして、信じて最期まで従っていったのでした。

第一朗読と第二朗読を下の方に掲載しましたので、続けてお読みくだされば嬉しいです。実は、カトリック教会の主日(日曜日のこと)のミサでは第一朗読、第二朗読に続いて、三番目に上記の聖書(福音書)が朗読されます。

【注】第一朗読は復活節を除き、旧約聖書が朗読されます。因みに、復活節は新約聖書の使徒言行録が朗読されます。また、第二朗読では、新約聖書の中の使徒書と呼ばれる聖書が朗読されます。

第一朗読>>使徒言行録

(使徒言行録2・14a、36~41)

〔五旬祭の日、〕ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。
「だから、イスラエルの全家は、はっきり知らなくてはなりません。あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」
人々はこれを聞いて大いに心を打たれ、ペトロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と言った。
すると、ペトロは彼らに言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。
この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」
ペトロは、このほかにもいろいろ話をして、力強く証しをし、「邪悪なこの時代から救われなさい」と勧めていた。ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。

第二朗読>>ペトロの手紙

(Ⅰペトロ2・20b~25)

〔愛するみなさん、〕善を行って苦しみを受け、それを耐え忍ぶなら、これこそ神の御心に適うことです。あなたがたが召されたのはこのためです。というのは、キリストもあなたがたのために苦しみを受け、その足跡に続くようにと、模範を残されたからです。
「この方は、罪を犯したことがなく、
その口には偽りがなかった。」
ののしられてもののしり返さず、苦しめられても人を脅さず、正しくお裁きになる方にお任せになりました。そして、十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。わたしたちが、罪に対して死んで、義によって生きるようになるためです。そのお受けになった傷によって、あなたがたはいやされました。あなたがたは羊のようにさまよっていましたが、今は、魂の牧者であり、監督者である方のところへ戻って来たのです。

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yaziro

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