HEIC画像をWindowsで使うには工夫が必要
iOS11になってから、iPhoneで写真撮影をすると、写真の拡張子は.heicになっている。
これはiOS11がカメラの初期設定で高効率(圧縮比率に優れたHEIF/HEVC)を採用しているためで、これが嫌な場合は、設定>カメラ>フォーマットで「互換性優先」にチェックを入れれば、JPG形式で保存されることにはなる。但し、.heicは.jpgよりも40~50%も軽いというから、iPhoneの容量を気にするなら、高効率を採用すべきだろう。
そこで気になるのが、HEIC画像の互換性。
iPhoneからそのまま、メールソフトでパソコンに送ったり、SNSに投稿するといつの間にか.jpgに変換されているので、さほど不都合は感じないが、それでも時々不便なことが生じることはある。
私の場合、iPhoneで撮影した画像はGoogleフォトにアップされるように設定してあるので、パソコンで写真を使うときは、Googleフォトからダウンロードして使うのがいつものパターン。
ところが、ダウンロードしたHEIC画像はWindowsではJPGのようにはプレビュー表示をさせることはことができない。クリックすると以下の画像のように、ファイルを開く方法を聞いてくる。アプリのダウンロードを促してくるのだ。なんとも面倒なこと!!!
上記キャプチャ画面は、Windows10でIMG1414をクリックすると、現れるものだ。因みに初期設定になっているフォトを選択すると、新たに有償のプラグインを買うように誘導されてしまう。
そこで試してもらいたいのが、Googleフォトでのちょっとした技。
Googleフォト上で回転してからダウンロード
コツは、Googleフォト上で使いたい画像を選択して一旦回転してからダウンロードするという方法。どういうわけか、回転した画像はJPGになる!!
以下に写真で説明したい。
Googleフォトで写真を選択
そのままダウンロードすると、HEIC
そのままダウンロードすると、画像の赤丸で囲んである通り、拡張子は.heicになっている。
その他のオプションで回転を選択
Googleフォトの右上のメニューから「その他のオプション」をクリックして回転を選択。
回転させたうえで、ダウンロード
ダウンロード画像はJPGに変換されている
赤丸で囲んだ通りダウンロードした画像の拡張子は.jpgになっている。
偶然に発見したものだが、もしかしたら、他のアプリにいったん入るとJPGに代わる習性が備わっているのかも?
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