網をピンと張ることが一番のキモ
網戸の張替えをいざ自分でしてみて一番難しく感じるのが、網のたるみ。網がピンと張られず、ベロ~んと弛んでしまってはどうにもならない。でもこれを回避するための簡単なコツがあるのだ。
わたしの失敗談をさらして成功への道のりを示したい。
専門の業者に頼めば済むことであっても、チョットしたコツさえつかめばわずかな時間でできるのが網戸の張替え。ぜひ、網戸張替えのDIYに挑戦してみよう。弛みなく網を張る技を習得したら、周囲からの評価もランクアップ間違いなし!
下準備は枠の掃除を丁寧にすることから
『2階の網戸を張り替えて!』という家族からの要望。
2階にある2つの腰高窓のうち一つは夏前にしたのだが、もう一つがそのままになっていたのを思い出した。今日は時間があったし、月末には親族が集まるので網戸の張替えをしてみることに。
網戸の張替えは何回か経験済み。道具もあるし、材料も夏の残りがあることを確認していたので、約90センチ四方の網戸を窓枠から外して庭で破けた網を外して水洗い。鹿児島の場合、桜島の降灰で汚れているので目地まできれいにするためには水洗いが一番なのだ。
水洗いができない場合は、古い歯ブラシや刷毛などを使って隅々まで丁寧に掃除しよう。
網戸張替えに必要な材料と道具
- 張替え用の網
- 網抑えゴム
- 網戸ローラー
- カッターナイフ
網戸張替えの手順
- 網戸の枠がきれいになったところで雑巾で拭きあげ、家の中に持ち込んで枠をテーブルの上に載せて、いざ作業開始
- テーブル上の枠の上に、網を載せ(網の広さには7,8センチの余裕を確認)
- 抑えゴムをローラーで抑え込み・・・・・
と、自分の頭の中にある手順通り、順調に進んでいるはずだった。
網が弛む原因はローラーにある
ところが、枠の四辺のうち2辺の抑えゴムを埋め込んで3辺目に入ったところで、網が弛んでいることに気付いた!反対側を引っ張っても、ローラーを動かすたびに弛みはひどくなるばかり!!!なんで?
経験では、抑えゴムがローラーで押し込まれるときに捻じれて網をピンと張ってくれるはずなのに!逆にたるみを増幅させているということは・・・もしかして、抑えゴムを押し込んでいくローラーの方向を間違えたか?よく見ると反時計回りに押し込んでいた!
急いで、ゴムを取り外し、仕切り直しだ。
ローラーの外径の大きい方を網戸枠の内側に
一度埋め込まれてへこんでいる網の位置を外側にずらしてから時計回りで再挑戦。すると面白いほど見事に、網はローラーが動くたびにピシッと張り上げられていった。
ローラーの外径の大きい方が網戸枠の内側になるように当てること。従って、右利きの人は時計回りに、左利きの人は反時計回りにローラーを進めることになる。すると、網が張り上げられる仕組みになっているのだ。
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