第24回夏季集中講座・第4日の昨日は、7つの秘跡の個別解説最終日。内容は、病者の塗油、結婚、叙階についてだった。
初日は、7つの秘跡の概要とその共通する特徴など。2日目は洗礼、堅信、ゆるしの3秘跡だったが、所用で欠席。3日目は、カトリック2000年の歴史を振り返りながら『聖体の秘跡』についてたっぷりと時間がかけられた。
【病者の塗油の秘跡】
病気に苦しむ人々のために神の癒しを願い、イエスの十字架の奉献に合わせて病苦に耐え、復活の主の力に強められて信仰を固く保つ恵みを与える。
重篤に陥った場合に授けられ、回数に制限はない。 心身の重い疲労と孤独の中で病人が一人苦しい戦いに放置されてはならず、家族や共同体の普段の配慮が不可欠である点が強調された。
【結婚の秘跡】
洗礼を受けた者同志の結婚はその夫婦愛、家庭がキリストの誠実な愛の証となるようにとの使命を与え、それに必要な恵みを与える。
夫婦となる一人が未洗者で結婚した場合は、その未洗者が受洗した時に秘跡となる、という説明があったのは目から鱗だった。
【叙階の秘跡】
神の民への奉仕職。教会の中で特別な使命とそれに必要な力を与える秘跡で、司教や司祭、助祭になるときに授けられる。
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