聖金曜日はミサではない典礼祭儀
聖金曜日(主の受難)の典礼祭儀は、普段とは全く違っている。
第一部・・・・ことばの典礼
第二部・・・・十字架の礼拝
第三部・・・・交わりの儀
まず祭壇の飾りがない。入祭の歌もない中、神父さんは赤い祭服をつけて静かに入堂し、祭壇の前でひざまずくか伏臥してしばらく沈黙の祈りをささげる。その後祭壇から会衆席に向かっていつもの「祈りましょう」の招きもなく、祈願を唱える。
第1部 ことばの典礼
続くことばの典礼では、イザヤの預言書(旧約聖書)が長々かつ朗々と朗読されたあと、新約聖書・パウロの書簡が読まれ、詠唱。
福音は、ヨハネ福音書。これも、長い朗読だ。
イエスの逮捕から大祭司やピラトの尋問、ペトロの否認、十字架の死を経て、墓に葬られるまでの受難物語(ヨハネ18・1~19・42)を司祭、語り手、登場人物、会衆の4者で分担する。時間を計ったことはないが、10分か15分はかかっているような気がする。
さらに続いて・・・説教、盛式共同祈願、そして第二部の十字架の礼拝へ。
第2部 十字架の礼拝
神父さんが「見よ、キリストの十字架、世の救い」と歌うと、会衆が「ともにあがめ、たたえよう」と答える。このやり取りが3回続く。神父さんが高く掲げていた十字架は、最初は布に覆われているが、歌が終わるつど布が剥がされ、十字架が現れてくる。
布が完全に外された後、祭壇前に十字架を安置して「十字架の礼拝」が行われる。
第3部 交わりの儀
十字架の礼拝が終わると、安置所から祭壇に聖体が運ばれ、「主の祈り」を唱えた後、拝領前の信仰告白、拝領、拝領祈願と続く。
拝領後、神父さんは派遣の祝福と閉祭のあいさつは唱えず、会衆のための祈願を唱えて退堂し、典礼は終わる。
聖なる三日間は典礼の頂点であるだけに、神父さんはもちろん典礼係や侍者、朗読担当者は気が置けない!
でも、聖金曜日が終われば、ゴールはもうすぐ・・・・・・・みんな、ガンバロウ!
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