2月11日(木)午後に行われたカトリック国分教会献堂式に参加した。献堂式に与るのはザビエル教会(1999年)、大熊教会(2002年)に続いて3回目。
今回の国分教会の献堂式では、参加者に配られた式次第が非常に丁寧に作られていて、司式者のことばや祈りの意味がよく分かった。信者数200名あまりの共同体でこんなに立派な式次第がよくぞ作れたものだと感心して、関係者に尋ねたところ、昨秋、宮崎市であった献堂式に数人で出かけて事前調査を行ったとのこと。
郡山司教の説教では、「建物が出来上がったこれからが始まり、神の無限のいつくしみを土台に教会共同体が地域に貢献するよう」励まされた。
また、式次第の主任司祭あいさつには「これから私たち国分教会共同体は地域社会での自らの使命を再確認し、新たな歩みを始めます。その新しい働きが新しい建物をとおして豊かな実りを結ぶように祈りながら、私のご挨拶とさせていただきます。」とあった。
以下に献堂式の一部を紹介したい。
なお、司教の招きのことばと祈りは献堂式式次第から抜粋・引用
水の祝福と灌水
【司教】皆さん、わたしたちは、今日、この家を祈りの家として神に奉献しようとしています。ここに運ばれた水を祝福してくださるよう祈りましょう。この水は、回心のしるしと洗礼の記念としてわたしたちに注がれ、また、新しい教会堂と祭壇を清めるために注がれます。わたしたちが聖霊の導きに従い、神の教会のうちに忠実にとどまることができるよう祈りましょう。
塗油と献香、祭壇のローソクへの点火
【司教】今、塗油されるこの祭壇とこの家を神が、ご自分の力によって聖なるものとし、キリストと教会の神秘を表すしるしとしてくださいますように。
【司教】神よ、わたしたちの祈りが、香の煙のように、み前に届きますように。この家がかぐわしい香りで満たされ、あなたの教会がキリストの香りを放ちますように。
【司教】キリストの光が教会のうちに輝き、すべての人が心理を悟りますように。
YouTubeにアップした動画
祭壇と教会堂への塗油と献香および祭壇ローソクへの点火の場面。約8分。
【備考】カトリック国分教会は、国分カトリック教会とも言います。
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