実は7年ほど前、私が散髪をすると周りで死者が出ることに気が付いた。髪が薄くなっているので2か月に1度しか床屋に行かないのだが、散髪を済ませると、大体数日のうちに訃報が入る。
4年前の9月は、散髪をした翌日父が旅立った。ジンクスを聞いていた妹から「散髪をしないで!」と電話があったのだが、電話は床屋に行った後のまつり。父の病状はかなり深刻で医者から時間を区切られていたこともあって、当時は散髪をしたことを兄弟姉妹から責められることはなかった。
このところ髪が伸びてうっとおしいので、昨日床屋に行こうと思っていたら、直前に老婦人から電話が入った。以前ご主人と義妹さんの喪主を務めた方で、その当時の資料を見ながら自分の葬儀のことをあれこれ考えているらしい。30分近い話のなかで「お元気のようですから、葬儀のことはまだ心配いりませんよ」と言ったら、「そうですね。私の葬儀は私が出すわけじゃありませんから」と笑ってくれた。
それでもやはり将来自分の葬儀を出す息子や娘にあまり負担をかけたくない思いが強いらしく、「近所を通るときは寄ってくれませんか?」「実際を知っていただきたいのです」とのこと。ハイ分かりました、と答えるしかなかった。
まだ散髪はしていないが、そろそろの気配が漂い始めた。
そしたら、夕べは不思議に何度も目が覚めた。今朝になって、昨日の老婦人とは全く関係のない別の方が夕べ亡くなったとの電話が入った。
やっぱり私の場合、散髪と死者はどこかでリンクしている!
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このエントリーで理容業者にダメージを与えるつもりは毛頭ない。単なる個人的な思い付きをタイトルではジンクスと表現したまでのこと。与太ばなしとして軽く受け流してもらいたい。
床屋さんのサインポールの由来にについては以下の記事が非常に面白い情報を掲載していた。私も赤、青、白は動脈、静脈、包帯の色に由来する説を信じていたが、記事によると実は違うようだ。
http://matome.naver.jp/odai/2138787406867721301″]
床屋さんがヨーロッパでは外科医を兼ねていたという記述にはビックリ!!
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