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梅雨空の晴耕雨読で出会った開眼の記事「究極の競争力」とは

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例年なら梅雨が明けてもおかしくない頃なのに、梅雨は明けず、ノロノロ台風でこの先も雨の予報が続いている。外の仕事はできないし、雨の日用に溜めておいた仕事も尽きてしまったので、このところ研究の日々。研究と言っても、仕事の足しになる情報を求めてのパソコン三昧である。

小が大に勝つ戦略?

今日出会ったのが下記の記事。目からうろこ!

進藤晶弘著 『起業で本当に成功するために大切なこと』(日本経済新聞出版社、2015年)第7章「小が大に勝つための戦略」から

1990年創業で、8年後にはJASDAQ上場、そのわずか2年後に売上高500億円を越えて東証一部に上場した企業の創業者の言葉は論理的で明快。なおかつ説得力がある。何度も読み返して勉強したいと思った。

ほぼ同じ年代に起業した私の場合、生計を支える収入を得ることだけで精一杯、戦略的発想がまるで無かったことが良く分かる。自分ではようやく見つけたと思った隙間も2、3あったようには思うが、いずれもものにする前に手の届かぬ領域となってしまった。

26年前の起業当初、増え続ける高齢者相手の事業分野で提供サービスをよくよく吟味して絞り込み、そこで論理構造と設計思想を確立してなおかつ川上と川下の提携先を模索するという発想があったなら・・・・

「お年寄りの困った、何でも承ります」と言うキャッチフレーズを今さら悔やんでも仕方がない。

今の提供サービスのアルゴリズムとアーキテクチャの再チェックこそが先決。そしてどのように磨きをかけていくのか、それが緊急の課題だと痛感した。

戦略には新しい視点があった

150713 そこで私が考えた戦略は、回路設計や生産技術、すなわち生産力に競争力を求めるのでなく、アルゴリズムとアーキテクチャー分野に競争力を求め、システムとLSIの両方を理解する人材を育てて既存大手半導体メーカーと競争し、彼らとは異なるポジションを築くというものです。

情報源: ベンチャー体質こそ究極の競争力 : 日経BizGate

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yaziro

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