
ラテラン教会の献堂(C年)の聖書⇒2025/11/9
ラテラン教会の献堂(C年)の聖書=ヨハネ2.13~22
2025年11月9日
2・13ユダヤ人の過越祭が近づいたので、イエスはエルサレムへ上って行かれた。
14そして、神殿の境内で牛や羊や鳩を売っている者たちと、座って両替をしている者たちを御覧になった。
15イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、
16鳩を売る者たちに言われた。「このような物はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない。」
17弟子たちは、「あなたの家を思う熱意がわたしを食い尽くす」と書いてあるのを思い出した。
18ユダヤ人たちはイエスに、「あなたは、こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せるつもりか」と言った。
19イエスは答えて言われた。「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」
20それでユダヤ人たちは、「この神殿は建てるのに四十六年もかかったのに、あなたは三日で建て直すのか」と言った。
21イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。
22イエスが死者の中から復活されたとき、弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。
聖書本文は 日本聖書協会の「新共同訳聖書」から引用しています。
日曜日の聖書は、日曜日の説教とともに毎週木曜日の夕方に更新されます。
カトリック教会では日曜日のことを主日(しゅじつ)と言います。
日曜日の説教もどうぞ!
日曜日(主日)の聖書に続いて、YASUさんの説教(メッセージ)はいかがでしょうか!
YASUさんはカトリックの神父さんです。
2025年11月9日の説教
2014年11月9日の説教

第一朗読と第二朗読を下の方に掲載しましたので、続けてお読みくだされば嬉しいです。実は、カトリック教会の主日(日曜日のこと)のミサでは第一朗読、第二朗読に続いて、三番目に上記の聖書(福音書)が朗読されます。
【注】第一朗読は復活節を除き、旧約聖書が朗読されます。因みに、復活節は新約聖書の使徒言行録が朗読されます。また、第二朗読では、新約聖書の中の使徒書と呼ばれる聖書が朗読されます。
第一朗読>>エゼキエル書
(エゼキエル47・1~2、8~9、12)
〔その日、主の使いは〕彼はわたしを神殿の入り口に連れ戻した。 すると見よ、 水が神殿の敷居の下から湧き上がって、東の方へ流れていた。 神殿の正面は東に向いていた。 水は祭壇の南側から出て神殿の南壁の下を流れていた。 彼はわたしを北の門から外へ回らせ、 東に向かう外の門に導いた。 見よ、水は南壁から流れていた。 彼はわたしに言った。 「これらの水は東の地域へ流れ、アラバに下り、 海、すなわち汚れた海に入って行く。 すると、その水はきれいになる。 川が流れて行く所ではどこでも、 群がるすべての生き物は生き返り、 魚も非常に多くなる。 この水が流れる所では、水がきれいになるからである。 この川が流れる所では、すべてのものが生き返る。 川のほとり、その岸には、こちら側にもあちら側にも、 あらゆる果樹が大きくなり、 葉は枯れず、果実は絶えることなく、月ごとに実をつける。 水が聖所から流れ出るからである。 その果実は食用となり、葉は薬用となる。」
第ニ朗読>>使徒パウロのコリントの信徒ヘの手紙
(Ⅰコリント3・9c~11、16~17)
〔皆さん、〕あなたがたは神の建物なのです。 わたしは、神からいただいた恵みによって、 熟練した建築家のように土台を据えました。 そして、他の人がその上に家を建てています。 ただ、おのおの、どのように建てるかに注意すべきです。 イエス・キリストという既に据えられている土台を無視して、 だれもほかの土台を据えることはできません。 あなたがたは、自分が神の神殿であり、 神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。 神の神殿を壊す者がいれば、神はその人を滅ぼされるでしょう。 神の神殿は聖なるものだからです。 あなたがたはその神殿なのです。
コメント