Yahoo!カテゴリ登録は、もう時代遅れ、その効果は期待できない!というのが一般的な評価らしい。が、あえて登録申請してみた。昨日のことだ。
理由は、Yahoo!の登録基準(下に引用掲載)に適合するかどうか試してみたかったから。
登録基準について
Yahoo!カテゴリでは、さまざまなサイトを閲覧、分類し、お客様に優れたサイトをご紹介できるように心がけています。Yahoo!カテゴリが探しているサイトは、以下のようなサイトです。
- 十分な量のオリジナルの情報を提供している。
単にいくつかのリンクを集めただけ、簡単な内容と連絡先が書かれただけ、すでにほかのサイトから容易に得ることができる情報しかない、といったサイトは登録されません。- サイトの目的や伝えたい事柄が明確で、デザインや内容がわかりやすい。
- 設置されたリンク先のページがすべてきちんと表示される。画像がすべて表示される。
- デザインや構成に工夫やオリジナリティがある。
果たして結果は如何に?
登録される場合は電子メールで知らせがあるという、その1~3週間後が待ち遠しい。
10数年前ホームページビルダーやDreamweaverでコツコツとHTML構文をいじっていた頃は、Yahoo!カテゴリ登録がホームページ作成の登竜門であり、登録を目標にひたすら頑張っていた。私のYahoo!IDは、826村のカテゴリ登録記念にその年の西暦を入れて作ったものだ。
それがいつしか、Yahoo!カテゴリに登録されていたことはおろかYohoo!カテゴリの存在すら忘れ、サイトのリニューアルとドメインの変更時に届け出も怠っていたことを今頃思い出しているありさまだ。私に限らずサイトオーナーは今や、Googleの検索にどうしたらヒットするか?に集中している。時代の流れとは言え、変われば変わるものだ。
Yahoo!カテゴリ登録がもとめる①十分な量のオリジナルコンテンツ②伝えたい事柄が明確で内容がわかりやすい③デザインや構成の工夫---はCMS(コンテンツマネージメントシステム)の登場でほぼ半自動化されたようなものだ。Yahoo!カテゴリはCMS対応を間違えたのかもしれない。
一方でGoogleの台頭は、CMSの登場と時を同じくしているような気がしてならない。いつか検証してみたいと思う。いや誰かがすでに検証しているだろうから、検索して探すのが先だろう。
私のCMS体験は2006年にPloneとの出会いが最初。サイト構成のスマートさと記事更新の簡便さに感動し、自宅サーバーを立てて悦に入り、これからのHPはこれだ!確信した。ところが、Ploneは日本語情報が少なく、またレンタルサーバーに馴染まないことからコアステムとプラグインのバージョンアップ、自宅サーバーの維持に多くの時間と費用がかかることに気付いた。
その後、レンタルサーバー上で運営可能なCMS、XOOPS、Drupal、Concret5を経て今のWordPressと出会い、その敷居の低さと豊富なプラグインに惹かれて今日に至っている。WordPressのコアとプラグインの進化は目覚ましく、これについていくのも大変ではあるが、コンテンツ・バリエーションの広がりやSNSとの連携強化などは嬉しい限り。
Yahoo!カテゴリも一段の進化を遂げて欲しいものだ。
コメント