貴島丈弥(きじまじょうや)神父の初ミサは12月7日(月)朝6時30分から名瀬聖心教会で行われた。
叙階式後の盛大な祝賀会と個人的なミニ飲み会が12時過ぎまで続いたため、朝早く目が覚めるかどうか心配だったが、見えない力が働いたらしく5時半に起きることができた。めったにないチャンスとばかり初ミサに与った。
入祭の歌で9名もの司祭が入堂
私が聖堂に着いたのは6時20分ごろ、外は前日からの雨が降っているというのに100人近い信者がすでに着席。叙階式でも演奏していたオルガニストもスタンバイしていた。初ミサでも奄美信者の底力を見る思いがした。
時間になって入祭の歌付きで司祭団を迎えたとき、その人数に驚いた。
共祝司祭がなんと8名も。郡山司教をはじめ白浜神父(日本カトリック神学院院長)、永山神父(聖心教会主任司祭)、久保神父、末吉神父、鈴木神父、アントニオ神父、ベネディクト神父。貴島神父を含め9名もの司祭が入堂したのだ。
初々しかった初ミサの説教
初ミサはやはり、実に初々しかった。
貴島神父は説教で初ミサについて「自分がミサを捧げているのではなく、自分の中のイエスさまが働いているとしか考えようがない。そんな感じです」と述べた後、「待降節の間に古い自分を脱ぎ去り、イエスさまによって新しい自分を創造していただきましょう」と説いた。
余談であるが、Facebbokの投稿などを見ると貴島神父は、若世代からはジョーヤさん、ジョーさんの愛称で親しまれているらしい。高齢化が進む教会の中で、若い司祭の若い発想と行動が若い世代をリードするだけでなく、我々熟年世代に対しても新しい風を巻き起こすことを期待したい。
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