昨日の葬儀手伝い依頼の電話は、耳を疑うことがいくつかあった。

  • 葬儀社を頼まずに、自分たちで準備している。
  • 葬儀ミサの開始は午前8時!!!

エッ?葬儀社を頼まないって!!! 棺は?霊柩車はどうするの? 午前8時からの開式というのも珍しい・・・・・

私の方は、毎朝病院の掃除を請け負っており8時には行けないと、断ったところ、何とかならないか!としきりに懇願される。むげに断ることもできず『ちょっと時間下さい』と一旦電話を切って、対応を色々と考えてみた。

20年余りも仕事をもらっている病院を休むわけにはいかない・・・しかし、ハンド・メイド葬儀に戸惑いながらも挑戦している教会の皆さんのご苦労を思えば、できることなら手伝いたい・・・。
やがて、皆さんの願いが通じたらしく、病院掃除のピンチヒッターがみつかった。 そんないきさつでこの葬儀を手伝うことに。

今朝7時過ぎに教会について、ご遺体に挨拶しようとしたら・・・
『窓がありません・・・手作りですから・・・・』 ふたを開けるのも憚られ、対面は遠慮して、写真に向かってお辞儀した。

短い祈りのあと、棺を覆っているカバーをそっと上げてみたら、たしかに手作り! 後学のため棺の写真を撮りたい誘惑にかられたが、さすがに、それは自制した。

打ち合わせで、神父さんから受けた(典礼以外の)指示は 『火葬場の都合でこの時間になった。時間を守るように何度も言われているので、霊柩車の出発は絶対遅れないように!』

こうして手伝ったハンドメイドの葬儀は、飾りはあくまで簡素。 隅々まで神父さんの意向がいきわたり、教会的雰囲気に満ち満ちていた。